10年後の自分に手紙を書いてみませんか?
10年後・・・
自分はどこで誰と何をしているんだろう。
10年後の自分に、どんな言葉をかけてあげたいですか?
本書を読み終わる頃には、きっとあなたも10年後の自分に手紙を書きたくなっているはず!
10年後の自分・・・。なんだかワクワクしてきます!そう!
この本は、そう思わせてくれる本なのです!
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あらすじ
10年前に書いた手紙を届ける「株式会社 タイムカプセル社」。
自分が手紙を書いていたことさえ忘れていた登場人物たちが、
タイムカプセル社に務める2人の男との出会い、
そして、10年後の自分に書いた手紙を読み返すなかで、
自分の人生を振り返り、
「また新たに自分の人生を歩んでみよう。
人生はいつでも、どこからでも、何度でもやり直せるのだ。」、
と気づき、新たな人生を出発する感動の物語。
吉川海人の持つ優しさ・強さ・許容力・生き方
底しれぬ優しさ、器を持っている人は、
底しれぬ孤独、悲しみ、苦難を経験して来ている人。誰よりも傷つき悩んだ人。
タイムカプセル社で働く「吉川海人」から出る言葉には、底しれぬ優しさと行動力、思いやりに裏打ちされた明るさがある。
彼の言葉には、彼のこれまでの人生が詰まっており、重みがある。
そう、出会った人の人生を変える力強さがあるのだ。
私は、「吉川海人」が語る言葉を、繰り返し繰り返し、自分に言い聞かせるように読んでみた。
どれも心に響く言葉ばかりで、携帯のメモにコピーして貼り付けたくなる言葉ばかりだ。
忘れないように、心にしまっておきたくなる。
そして、悩んでいる人がいたら、「吉川海人」から学んだ言葉をかけてあげたい。
「株式会社タイムカプセル」には、未来を変える沢山の素晴らしい言葉が散りばめられている。
読めばきっと解って頂けるだろう。
感想
またもや、感動出来る素敵な作品に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。
号泣してしまった。
早速、自分にも10年後の自分に手紙を書いてみよう!と決めた。
喜多川泰さんの本は、自然と人を前向きな気持にさせてくれる不思議な本である。
この本に出会えたのは、偶然ではなく「今の私に必要だった」からなのかもしれない。
人生は、たったひとつの決断で、一瞬にして変わってしまうことがある。
その決断が、自分にとって正解なのか、それとも間違っているのか、
未来が見えないだけに、人は不安と恐怖の間で迷い苦しみもがく。
やっとの思いで決断したとしても、
何年か経ったとき、「あの時の自分の決断は間違いだった」
と気づくこともある。
その時、後悔の渦に巻き込まれ胸が苦しくなることでしょう。
でも、それでも、
その後の人生で、
「自分の人生は幸せだった」と思えるような生き方をしていけば、
いつかは、
「その選択も、今の自分の人生にとっては必要な経験のひとつだったんだ。」
と少しでも思えるようになる自分がいる、
そう思わせてくれる素敵な本である。
人生は、たったの一回限りのもの。
一生は一生であって二生はない!
この本を読んで、10年後の自分に手紙を書く意味は十分にある。
著者 喜多川泰さん紹介
1970年生まれ。愛媛県西条市出身。
2005年『賢者の書』(小社)にてデビューしてから、『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』(以上、小社刊)など、続々とベストセラーを発表されています。
2010 年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)は12万部を突破し、2013年に映画化もされています。
更にその活躍は国内にとどまらず、中国、韓国、台湾、ベトナムでも翻訳出版され、読む人を魅了してやみません。