マーク・レクラウ著「習慣を変えれば人生が変わる」の最も重要なメッセージは、
幸せは自分次第でいかようにもなるということ。
本書に書かれている人生をより良く変えていくための100のコツは、何度も読み返して実践していきたいと思わせてくれる心に響く言葉がたくさん散りばめられています。
この本は、私が今まで読んできた自己啓発系の本の中でも、何度も読み返したくなる自分にとって一番しっくりくるかなり有益な本でした。
私が思うに、「習慣を変えれば人生が変わる」、これ1冊あれば他の自己啓発本はもう必要ないかもしれません。それくらい、前向きになれる本です。
『習慣を変えれば人生が変わる』以外のマーク・レクラウの作品↓↓↓
【習慣を変えれば人生が変わる】この本はどんな人におすすめなの?
- 自分の人生に変化を起こしたいと思っているが、なかなか行動、実践に移せない
- 自分の目指すべき目標が良く分からない
- 理想の人生を設計したい
- 沢山のポジティブな名言を知りたい
- 過去の失敗にしがみついてしまう
- 未来が不安で仕方ない
- 何かに挑戦したい気持ちはあるが怖くて出来ない
- 自分らしい生き方をしたい
- 幸せを実現するための正しい方法を知りたい
オーストラリアの看護師ブロニ―・ウェアは多くの人を看取った経験をもとに、人々に共通する5つの大きな後悔を指摘しています。
・他人の思惑に左右されず、自分に正直に生きる勇気を持てばよかった。
・仕事ばかりするべきではなかった。
・自分の気持ちを素直に表現する勇気を持てばよかった。
・友人ともっとふれあいたかった。
・もっと幸せな人生を送りたかった。
『習慣を変えれば人生が変わる』マーク・レクラウ著より、ブロニ―・ウェアの言葉
多くの人は人生の意味をよく理解せず、やっと気づいたときには死が迫っていて過去を悔やんでいます。
もう今日から思う存分生きよう。
ずっとしたかったことをしよう!
これ以上先延ばしにしてはいけない。
と、この本は言っています。
【習慣を変えれば人生が変わる】要約
多くの人は人生が偶然の成り行きで展開するものだと思い込んでいる。自分がつねに人生の主導権を握ることができるとは思っていない。
だから、何らかの奇跡が起こるのを待ちわびながら、今までどおりのことをし続けるのだ。
『習慣を変えれば人生が変わる』マーク・レクラウ著より
今、あなたは自分が選んだ人生を送っている
私たちは常に自分の思考や信念によって、自分の人生を創造しています。
まさに人は自分が心の中で思っているとおりの人物になるのだ。
この部分は、なるほど、確かに…と言わざるを得ません。
つまり、
幸せは自分次第だということです。
これは本書の最も重要なメッセージでもあります。
幸せになるために宝くじに当選する必要はありません。普段の生活で小さなことから始めれば、やがて成果が現れるとこの本は言っています。
そのための方法が7つのパートに分けて述べられています。
7つのパート(目次)
Part1:基礎固めをする
今から約2500年前、古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、『習慣が変われば、人生が変わる』と言いました。
人生で違う結果を得たいなら、新しい習慣を確立する必要があります。目標に向かって邁進する習慣を身につけよう。
Part2:成功への道筋をつける
「夢の実現を不可能にしている要因は1つしかない。それは失敗を恐れることだ」
ブラジルの作家パウロ・コエーリョ名言
エジソンの精神に学ぼう。彼は「失敗したのではなく、うまくいかない方法を1万通り見つけることに成功した」という有名な名言を残しています。
失敗するのはつらいが、成功をめざして挑戦しないのはもっとつらいことである。
セオドア・ルーズベルト(アメリカ第26代大統領)名言
Part3:人生の目的と目標を見つけだす
もし、「成功するとわかっていたら何をするか?」
という問いに対する答えが、自分が生まれた目的を発見することにつながります。
人生で最も大切な日は2日ある。自分がこの世に生まれた日と、その理由を発見した日だ。
マーク・トウェイン(アメリカの作家)名言
目標とは、締め切りを設定した夢のことである。
ナポレオン・ヒル(アメリカの自己啓発の大家)名言
Part4:時間を管理する
毎日が忙しくて、いくら時間があっても足りないと思っていませんか…。
しかしながら、1日は誰にとっても24時間しかありません。
だからこそ時間を賢く使うことがとても重要になってくるワケです。
このパートでは、時間を確保、管理する最も確実な実行すべき方法について分かりやすく述べられています。
時間は私たちが最も必要としているものだが、最もへたな使い方をしているのが実情だ。
ウィリアム・ペン(イギリスの実業家)名言
Part5:自尊心を高める
自分の人生を送ろう。
他人にどう思われようと気にせず、自分がしたいことをしよう。
自分らしい生き方をする勇気をもとう。
Part6:心と身体を大切にする
普段私たちは、「健康は人生において最も大切だ」と言っておきながら、
お酒を飲み、ジャンクフードを食べ、夜更かしをし、運動不足に陥っています。
健康的な正しい生活習慣を身に付け、
もっと自分の体を神聖なものとして大切に扱おう。
Part7:行動を起こす
今すぐに行動を開始しよう。
完璧なタイミングは永遠に訪れない。今いるところから1回に1歩ずつ前進をしよう。
『習慣を変えれば人生が変わる』マーク・レクラウ著より
人生で何をしたいか決めるのにもたついていると、やがて人生が終わりかけていることに気づくだろう。
バーナード・ショー(イギリスの作家)名言
以上7つのパートを要約させて頂きました。どのパートにも心に響く名言がちりばめられています。
そして、それぞれがまた更に細かく合計100個にわたり、
より良く生きていくためのコツが書いてあります。
100個も⁉と驚かれるかもしれませんが、大丈夫です!
一つ一つの内容はとても分かりやすく簡潔に書かれているので、
スラスラと読め、自分が実践出来そうな事から始めることが出来ます。
【習慣を変えれば人生が変わる】感想│書籍評価レビュー
確かに私は、
明日やろう、
〇〇の仕事が終わってからにしょう、
〇〇円貯まったらやってみよう、
そのうち〇〇しよう、
今はこの仕事に就いてるから出来ない、
と、色々な理由をつけては先延ばしにして、
まるで時間がいくらでもあると思い込んで日々を過ごしてきたように思います。
生きていく、ということは、
同時に自分の死も近づいているということです。
その時になって初めて
もっと自分の人生を大切に生きるべきだったと
後悔するのだけは避けたいなと思わせてくれる心に響く良書でした。
もうこれ以上、言い訳をして先延ばしにしてはいけない。時間は待ってくれない。
今日から思う存分生きよう!
もし、人生において今までとは違う結果を得たいと思っているのなら、
この本は間違いなく新しい習慣を確立するのに役立つ1冊になってくれることでしょう。
まとめ
もちろん、【習慣を変えれば人生が変わる】に書かれている100のコツ全てをやろうと思ったら、かなりの根気強さと粘り強さが必要です。
まずは、本の中から自分が気になった項目をいくつか選んでそれを継続することから始めてはいかがでしょうか。
1年後、今日からこの習慣を始めて良かったと思っているに違いありません。
私もくじけそうになったら、『幸せは自分次第だ』という言葉を思い出し、
成功を信じて、もうひと頑張りしたいと思います!一緒に頑張りましょう!
著者マーク・レクラウの紹介
ドイツ出身のスペインのライフコーチ。
能力開発の第一人者。人びとの人生の向上を手伝うことを使命とし、一般人を対象に自己啓発セミナーの講師をつとめるかたわら、ビジネススクールで大学院生を対象に心理学の講義を担当する。テレビ・ラジオに頻繁に出演。アメリカとメキシコに移住し、現在はスペインのバルセロナ在住
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。)