今現在 Amazonで一番売れてる商品はコレ!詳細はココ!
(本ページはプロモーションが含まれています)
子育てコラム

子どものごっこ遊びには意味がある!ごっこ遊びの効果とメリット│ごっこ遊びばかりしていていいんです!

ごっこ遊びがすごい!デメリットが見つからないほどの効果! 子育てコラム

ごっこ遊びは子どもにとって最強の遊びです!

それは子どもの成長発達にとってメリットばかりだから。「おままごと」とも言われますが子どもたちも大好きな遊びの一つですよね。

では、子どもにとってごっこ遊びとはどんな意味があるのか。何がすごいのか、ごっこ遊びのメリットを最大限に活かすにはどうしたらいいのか、保育士目線で探っていきます。

とその前に、あるある話なんですが、

先生「先生~おままごとしよ~。」

子ども「〇〇はお母さんね、先生は子どもになって!」

先生「うん!いいよっ。ねぇ、ねぇ、お母さん!お腹すいたよ~。今日のごはんは何?」

子ども「え!(おもむろに嫌な顔)う~ん、今日は疲れちゃったからコンビニ行ってなんか買いましょ!」

先生「あっ・・・!うん、わかった!」汗

コレ、すごいですよね。(笑)家庭の様子が一気にバレてしまう瞬間です!アハハっ

これだけ子どもというのは大人の発する言葉を覚え、表情を良~く観察しているんですよね。

さて、これを踏まえて子どもの「ごっこ遊び」がどれだけ最強かを探っていきます。

ごっこ遊びがすごい!デメリットが見つからないほどの効果!

子どものごっこ遊びの効果と3つのメリット

メリット1子どもはごっこ遊びを通して自然と言葉を獲得し語彙力を高めていく

ごっこ遊びの効果を上げるため例をあげて紹介

子どもは2歳くらいまでは、特に大人との1対1の関わりの中で言葉を獲得していきます。

ですから、もし動物の名前や物の名前、色、数などを覚えて欲しいのであれば、ママが積極的に遊びを通して会話の中に盛り込んでいくと良いでしょう。

例えば3色くらいの折り紙を(初めから色んな色を出さないで赤や青、黄色など受け止めやすい色がオススメ)クシュクシュっと丸めてキャンディーや食べ物に見立てます。(折り紙でなくてもカラーボールなど何でも良いです。)

「赤いキャンディーを一つ下さ~い♪」

「赤いキャンディーと黄色いキャンディーを二つ下さ~い♪」

などといった感じで繰り返し遊びの中で色や数を意識しながらやり取りをしていくのです。

ただ、ここで注意する点は、

あくまでも遊びですから、教え込もうとしないでください。子どもは楽しくないとすぐに飽きてしまいます。親子で楽しくコミュニケーションを取りながら遊んで下さいね。

もう一つの注意点は、年齢が小さいと、なんでもかんでもお口に入れてしまう危険性があります。飲み込んでからでは遅いので、あまり小さい物は使わないようにして遊んで下さい。

徐々に年齢が上がってくると今度はママとの関わり+友だちとの関わりの中で言葉を獲得していきます。

子どもは、自分の知らなかった言葉も大人や友だちとの遊びの中で獲得し、定着させていくのです。

ごっこ遊びがすごい!デメリットが見つからないほど沢山の効果あり!

メリット2子どもはごっこ遊びを通して社会性、協調性、コミュニケーション能力を発達させていく

子どもたちのごっこ遊びを観察していると、最初は必ずと言っていいほど誰が何の役をやるのかでもめます。また、ごっこ遊びで使う道具の取り合いも出て来ます。

徐々にジャンケンをしたり、順番制にしたりと子どもたちなりに決めたルールの下に遊ぶようになってきます。

楽しく遊ぶためには相手に対してどう接していかなければならないのか、という事を子どもは自然と学んでいるんですね。

今後続くであろう学生生活、社会人になってからも協調性・社会性・コミュニケーション能力は大事です。

人間性の基礎をごっこ遊びの経験を通して身につけているんです。子どものごっこ遊びって深いですね~。

また、アイスクリーム屋さんごっこやケーキ屋さんごっこ、レストランごっこ、先生ごっこ等を通してその職業の社会での役割も学んでいきます。

メリット3子どもはごっこ遊びを通して観察力・記憶したものを再現する能力が高まる

先ほどのあるある話にもあるように、子どもって本当に大人のすること、話す事を良~く観察しています。そして、観察したものをしっかりと記憶し再現していく遊びがごっこ遊びなわけです。

ですから、ごっこ遊びの際に出てくる言動がリアルであればあるほど観察力、再現する能力が身に付いてきている証拠ですよね。ちょっと外でやられると怖いですが(笑)

子どもの想像力と創造力を伸ばすごっこ遊び・見立て遊びのすすめ

お店やさんごっこ

ケーキ屋さんなどのお店屋さんごっこの場合、実際には存在しなくても子どもの頭の中にはケーキ屋さんがあって、お店の店員さん、お客さんに想像の中でなりきって遊びます。

例えば、泥で出来たお団子だって美味しそうなケーキになるわけです。

ただのビニール袋だって「これが電子レンジって事ね~。」と言って

食べ物に見立てた何かを入れて、「チ~ン!出来たよ~。アチチチ、温めすぎちゃった~。」などと言って遊べばビニール袋がもう完璧な電子レンジになっちゃうんです。

全て本物そっくりの道具を買いそろえなくても、何かに見立てた、見立て遊びをする方がより一層創造力を伸ばせる事もあります。

ヒーローごっこやお姫様ごっこ

子どもたちの大好きなヒーローごっこやお姫様ごっこは、子どもがテレビや絵本の世界から得た物語を記憶し、子どもなりの自由な発想で遊びを発展させていくものです。

また、ごっこ遊びを持続させていくには次々と子ども同士で作ったストーリーを展開させていかなければなりません。

ですから、ヒーローごっこやお姫様ごっこは、子どもの想像力を高めていく為に特に効果的なごっこ遊びと言えるでしょう。

子どものごっこ遊び、いつまで続くの?親はしんどい・疲れる

そんな子どもの発達と成長には効果的なごっこ遊びですが、ごっこ遊びが子どもの創りあげる独特の世界観なだけに付き合わされる親の方は正直、

しんどい・いつまで続くの~・めんどくさい・もうごっこ遊びの相手はやだ~!なんて思う事もありますよね。

なるべく親の精神的な負担を軽減するにはどうしたらいいでしょうか。

ごっこ遊びは時間を決めてやる

子どもの想像力は計り知れないものです。

次から次へとストーリーは展開し終わりが見えません!(笑)

買い物に行かなくてはなりませんし、夕飯も作らないといけません。時間に余裕がないと「これ、いつまで続くの?」とイライラしてしんどくなってきます。

子どもが一緒にごっこ遊びをしたい!と言ってきた時には

ごっこ遊びを始める前に、「ママは夕飯を作らないといけないから何時までにしようね。」と

あらかじめルールを決めておくと良いでしょう。

ごっこ遊びは親子のコミュニケーションツールの一つとして考え本気で楽しむ

親にとっては、少々めんどくさい?子どものごっこ遊びですが、ごっこ遊びには今まで述べてきたような様々なメリットや効果があります。

また、今、自分の子どもが何に興味を持ちどのような事を考えているのか、どのような世界観を持っているのか、を知る良い機会にもなります。

是非、積極的に子どものごっこ遊びに参加して欲しい所なんですが、大人はすぐに飽きてしまいますよね。

私は仕事柄、毎日子どものごっこ遊びに参加させてもらっていますが

飽きずにやるコツは、童心に帰って、本気で子どもと一緒になってごっこ遊びを楽しむ事です♪

子どもに与えられた役柄、任務を本気でこなし楽しむのです(笑)

もちろん子どもの安全を配慮しながらですが、本気になる!!という所がミソですね。

子どものごっこ遊び│親が注意すること・関わり方のポイント

子どものごっこ遊び│親が注意することその1

子どものごっこ遊びは子どもが創りあげる独特の世界です。

子どもの想像力が高まるよう、大人は場所を設定したりストーリーを率先して創りあげるのではなく、

あくまあでも子どものペースに合わせ、子どもが自由に表現し世界観を創りあげていけるよう、

子どもが展開していく物語に後からついていく感じにすることが重要です。

子どものごっこ遊び│親が注意することその2

子どものごっこ遊びには、年齢によって出来る事と出来ない事があります。

3~4歳

一般的にごっこ遊びという遊びが展開されるのは3~4歳くらいになってからになります。

この時期は子どもが友だちに興味を示し、友だちとの関わりを求める時期でもあるからです。

1~2歳

1~2歳くらいまでは、ママやパパと一緒にコミュニケーションを取りながら遊ぶ事で親の言葉の真似っこをしていきます。ごっご遊びのまだ基礎の段階です。

この時期の遊びは「これ、どうぞ。」「ありがとう。」などの親との1対1の関わりの中で子どもは様々な事を学び、吸収し成長発達していきます。

ですから、子どものごっこ遊びは子どもの年齢に合わせて展開していく事が重要です。

まとめ

以上のようにごっこ遊びは非常に奥が深くて子どもは遊びながら様々な事を学んでいます。まさに子どものごっこ遊びは最強ですよね。

又、ごっこ遊びは小さい子だけのもの、と思われがちですが小学校入学後も続き、中には小学校高学年になってからもごっこ遊びをするお子さんもいます。それだけ想像力を働かせて遊ぶ事って子どもにとって楽しい事なんですね~。良~く観察して会話を聞いていると可愛くてほのぼのとした気持ちになります。

大人は、ずっと遊びに付き合っていると段々嫌になってくるかもしれませんが、なりきっちゃって遊ぶと意外と楽しめますし、子どももケラケラ笑って喜びますよ。

子どものごっこ遊びの道具は、危なくないものであれば普段の生活で使用しているものでも十分代用が効きます。

使い古しのお鍋や、布巾なんかもお母さんごっこの時使えますし、お人形ごっこでは人形のお布団の代わりにも使えます。

YouTube等にも段ボールや空き箱などの廃材を利用した、おままごと遊びの為の道具の作り方など、検索すれば子どものごっこ遊びに関するものが色々出て来ますので制作するのも楽しいかもしれません。

子どもが使うものですから安全に十分配慮しながら、楽しく遊べる環境を作ってあげて下さい。

ちなみに作る時間もないし面倒という場合は↓↓↓こういうのを利用しちゃうのも手です。お友だちが家に遊びに来た時など便利かもしれません。