子どもがするお手伝いにはたくさんのメリットがいっぱい!お手伝いのメリットを倍増させる具体的なコツをわかりやすく紹介。
実はお手伝いから色々な事を学べるんです。まずは料理や掃除洗濯など普段の生活の中で子どもが簡単に出来るお手伝いから始めてみよう!
実は家事などのちょっとしたお手伝いから子どもって色々な事を学んでいるって知ってましたか?
子どもが行うお手伝いには数々のメリットが潜んでるんです‼
ホントですか?お手伝いから子どもは何を学んでいるんでしょうか⁇
早く教えて下さい~‼
分かりました!
それでは早速子どもはお手伝いから何を学んでいるのか、お手伝いのメリットについて紹介していきます♪お手伝いのメリットを倍増させるコツもお伝えしていきますよ~!
「子どものお手伝い」お手伝いから何を学べるの?メリットは?
子どものお手伝いのメリットを倍増させるコツとポイント
ただ何気な~く子どもにお手伝いをしてもらうのとコツやポイントを知った上でお手伝いをしてもらうのとではお手伝いの効果に差が出て来ます。
子どものお手伝いのメリットを倍増させるためのコツやポイントを踏まえながらお手伝いのメリットについて紹介していきます!
メリットその1│子どものお手伝いは、子どもが自然に数や新しい言葉に触れる絶好の機会なんです!
お手伝いのメリットを倍増させ効果的に子どもにお手伝いをやってもらう為にはコツがあります!
例えばお手伝いの例を一つあげて、分かりやすく説明します。
子どもにイチゴを4個渡して、「これを〇〇ちゃんとパパでけんかしないように2個づつ、このお皿に分けてね~。」あるいは「クイズだよ~、けんかしないようにするには何個づつで分けたらいいかな~。」
なんていう投げかけは子どもに「何個づつ」という概念を実体験を持たせながら気付かせていく事が出来ます。
な~んだ、そんな事かと思うかもしれませんが、意外なことに子どもにとって「何個づつ」というこの「づつ」の概念は理解しにくい子が多く混乱しがちです。
「づつ」がしっかり理解できているとそのうち
「ママ~、けんかしないように分けたけどアマリが出ちゃうよ~」なんていう声が聞こえるかもです!
こうなったらしめしめ(笑)後々の掛け算や割り算も理解しやすいでしょう。w
子どものためのドリルなどもたくさんありますが、わざわざやらせるとなると結構大変ですよね。
このように、子どものお手伝い、特に家事のお手伝いは生活の中で自然と数に触れさせていく事が出来る絶好の機会なんです!
もちろん子どもの年齢や発達などの違いを考慮してその子にあった投げかけをしていく事も大切です。
まだ年齢が小さい頃はママと一緒に出来る簡単なお手伝いから始めましょう。
例えば、「〇〇ちゃんとママで一個づつ分けようね~。」
なんて言いながら一緒にお皿に盛り付けていったりすると良いかと思います。
また、「この箸をテーブルに並べてくれるかな~。」を
「箸を二膳テーブルに並べてくれるかな~。」
に変えるだけで子どもは箸の数え方を知っていきます。
そうなんです!お手伝いを通じて子どもは様々な事をさりげな~く遊び感覚で学んでいくのです。
ママやパパが使う言葉を、こんな感じでちょっとだけ意識、工夫しながら子どもにお手伝いをしてもらうと
子どものお手伝いのメリットを倍増させ効果的に子どもにお手伝いをやってもらう事が出来ます。
子どものお手伝いは親子の会話、コミュニケーションが大事なんですね。
メリットその2│子どものお手伝いは理科のお勉強にもなっちゃうかも!
私が以前幼児教室の講師をしていた時、野菜に関してとても良く知っている子どもがいました。
ピーマンを切ると中身はどうなってるのか、種はどうなってるのか、にんじんは土の中で育つんだよ、
とか根っこの部分を食べてるんだよなど非常に良く知っているので「すごい良く知ってるね~、なんで
そんなに良く知ってるの?」と聞いてみたところ、いつも夕飯のお手伝いをしているそうで、その時に
ママが色々と教えてくれるんだ!と話してくれました。
その子どもは普段はどちらかというとおとなしい性格の持ち主なんですが、その時ばかりはたくさん
お話をしてくれてその日を境にとても積極的な一面もみせてくれるようになり私も嬉しかったのを覚えています。
子どもの家事に関するお手伝いの中でも特に「料理」のお手伝いは子どもが植物など「理科」に興味を持ちやすいようです。
このように子どものお手伝いは、普段気づかない事に気づけたり、身近なものに興味を持てるようになる一つのきっかけ作りにもなるというメリットがあります。「賢くなる」んですね。
メリットその3│子どものお手伝いは、子どもの自己肯定感を高める効果がある
人間は本来人の役に立ちたい!喜ばれたい!認められたい!という欲求を持っています。
子どもだって同じです。
「お手伝い」をすることによって大好きなママやパパにたくさん褒められる事は子どもにとって最大の喜びであり幸せな成功体験の一つになります。
また、子どもは自分の話をしっかり聞いてもらえると安心感を持ち、自分は愛されているんだという実感がわきます。ぜひ子どもとの会話、コミュニケーションを楽しみながら一緒の時間を過ごしていただけたらと思います。
子どもは、自分がママやパパに認められている価値ある存在なんだ!家族に必要とされている!
と感じることで子どもの自己肯定感が高まり、自信とやる気、意欲を持って物事に積極的に取り組めるようになっていきます。
メリットその4│子どものお手伝いは工夫する力・物事を効率良くこなしていく力・生活力が身に付く
例えば簡単な例をひとつあげてわかりやすく説明しますと、
家族全員分のお箸をテーブルの上に並べてくれるかな~、といった作業を子どもに頼んだとします。
子どもがお手伝いの経験がない場合、どのようにテーブルまで持って行くでしょうか。
3人家族でしたら3人分の箸が必要です。
ですが恐らく最初は、まず自分の箸を持って行く。箸がしまってある所まで戻ってきて今度はママの箸を持って行く、又戻ってきてパパの箸、というように何度も行ったり来たりを繰り返しながら並べて行く事でしょう。
それが徐々に慣れてくると、一度に効率良く済ませるにはどうしたらいいのか、子ども自らが考えるようになり、工夫する力、物事を効率良く済ませるにはどうしたらいいのかを子ども自らの経験を通して身に付けていく事が出来るのです。
テーブルの上を拭くというお手伝いひとつとっても、
この子はきっと普段お手伝いをやっているな~という子どもは、
テーブルの上にあるゴミが床に落ちないようにして拭くにはどうしたらいいのかを、
工夫しながら拭いているので、見ているとすぐに分かります。普段の生活でも後片付けなどが手際良く出来る子どもが多いです。
このように子どものお手伝いは、自分の事は自分で出来るようになる生活力も身に付くメリットがあります。
子どもにお手伝いをしてもらう│ママが注意するポイントとコツ
その1子どものお手伝いは「家事」がおすすめ。
子どもにお手伝いをしてもらうのに何か特別な準備などは必要ありません。
普段の生活の中でいつもママがいつもやっている事、
掃除、洗濯、料理、食器の片づけ等が一番おすすめで効率良く色々な事を学べるメリットがあります。
その2子どもが失敗しても怒らない!
最初は上手に出来なくて当たり前です。子どものお手伝いに失敗はつきものだと思って下さい。
忙しい、時間がない時に限ってお皿を割る!なんて事もあるかもしれません。
ですから最初から子どもに難しいお手伝いを頼むのではなく、まずは簡単なお手伝いから頼んでいきましょう。
年齢が小さい場合は、ママと一緒に遊び感覚で出来る事からで十分です。
その3ママのイライラを顔に出さないように注意
声に出して怒らなくても子どもは良~くママの顔を見ています。はい、怖いほどに(*^^*)
ママのイライラが子どもに伝わって「も~、や~めた!」なんて事になりかねません。
正直、子どもにお手伝いしてもらわなくても自分でやってしまった方が早くて効率がいいわ!なんて思う事もあるかと思います。
しかし、今まで述べてきたように子どものお手伝いには沢山のメリットがあります。
子どものやる気を引き出し、自信や自己肯定感、達成感を身に付けてお手伝いが大好きになってもらうためにも
ママのイライラした顔はひとまず封印です。
子どもにお手伝いをしてもらうのは、なるべく時間に余裕がありママがゆったりと構えていられる時が良いでしょう。
その4たくさんほめて子どものやる気や自信、自己肯定感を高めよう
子どもがしてくれたお手伝いをほめる時のコツとして、
1.小さな事でもほめる
2.お手伝いが終わってからほめるのではなく、お手伝いをやっている最中でもほめる
3.前回と比べて出来るようになった事をほめる
4.「パパ見て~!これ、〇〇ちゃんがやってくれたんだよ~。」とパパやおじいちゃん、おばあちゃんなど、周りの人にもほめてもらう。
などが子どものお手伝いをほめる時のコツです♪
こうする事で子どもがお手伝いを途中で投げ出す事を防ぎ、
やる気や自信、自己肯定感を更に効率良く高め、お手伝いのメリットを最大限に活かしていく事が出来るのです。
子どものお手伝い│まとめ&注意事項
さて、子どもの「お手伝い」って沢山のメリットがあって、結構奥が深いんだ~とういう事がお分かりになっていただけたら嬉しいです。
ママがやっている家事を子どもがただ見ているだけのと、
子どもが実際にお手伝いを通して様々な事を経験していくのとでは、子どもの成長に大きな差が出て来ます。
しかしだからといって時間がない時など親に余裕が無い時に無理にやる必要はありませんよ!
ママがイライラしたら、子どもがもう二度とお手伝いをしてくれなくなる危険性がありますから(笑)
また、もし包丁などを持たせる時は必ず子どもの手にあったものを使用し、危なくないよう必ず大人が見守りながら行ってください。安全に十分配慮しながら楽しく!そして無理のないように!が鉄則です♪
長くなりましたので、子どものお手伝いに関するブログ記事は、こちらにも続きます。
「子どものお手伝い│家事をお手伝いしてもらうメリットと効果を上げるコツ②」も合わせてお読み下さい♪