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子育てコラム

子どものお手伝い│家事をお手伝いしてもらうメリットと効果を上げるコツ②

子どもにお手伝いを積極的にやってもらうにはどうしたらいいの? 子育てコラム

前回好評だった「子どものお手伝い│家事をお手伝いしてもらうメリットと効果を上げるコツ①」では、子どものお手伝いには沢山のメリットがあり、メリットを最大限に活かすコツやポイントについてお話ししました。

子どものお手伝いが重要なのは分かったけど

子どもってお手伝いを途中で投げ出したり、今日はやらない!なんて言い出したり、なかなか上手くいかなくてママやパパもイライラしてしまう事、結構ありますよね。

今回は、「子どものやる気を引き出して子ども自らが進んでお手伝いをしてくれるようにするにはどうすればいいのか」についてポイントをお話ししていきたいと思います。

はじめは喜んでお手伝いしてくれてたんだけど最近は「めんどくさい!」って言ってなかなかやりたがらないのよね~。

子どものお手伝いあるあるですよね~。良~くわかります!

では、お手伝いを通して親も子も心地よい楽しい時間を過ごせるようにするにはどうしたらいいのか、子どもが積極的にお手伝いをしてくれるようになるにはどうしたらいいのか、保育士目線で具体的にお話していきたいと思います♪

子どものお手伝い│いきなり難しいことをやらせようとしてませんか?最初が肝心です!

ポイント1 まずはめちゃくちゃ簡単な事から始めましょう!

実は、子どもは年齢が小さければ小さいほど発達段階の差が大きいです。

お友だちの〇〇ちゃんに出来ているからといって必ずしも我が子も出来るというわけではありません。

手先の運動機能もそうですが、子どもが抱く興味にもバラつきがあります。

親がやらせたいと思う事と子どもがやりたいと思う事が必ずしも一致するとも限らないのです。

最初はその子にとってめちゃくちゃ簡単な事から頼んでみてください。

そして、それが出来たときは

「え~!すごい!もう終わっちゃたの?ありがとう!めちゃくちゃ助かったわ~!」

大げさに褒めてあげてください。

すると、子どもの方から「簡単だよ!次は?」

とくる可能性が高いのですが次も一気に難易度を上げないことです。

重要なのは、子どもの年齢を考慮しながら簡単に出来きてしまう事から始めていくことです

ポイント2子どもがしてくれたお手伝いに対して感謝の言葉をたくさん伝える!

大げさなくらい感謝の言葉を伝えてあげてください。

大好きなママやパパが喜んでいる姿をみるのは子どもにとって何よりも嬉しいのです

自分が家族の役に立っている価値ある存在なんだ!と思える事は子どもの自信を育み自己肯定感を高め、その後のやる気にもつながっていきます。

感謝の気持ちを伝える事で子どもは達成感を味わい

またやろう!やりたい!というやる気や積極性が生まれるのです。

子どもにお手伝いを積極的にやってもらうにはどうしたらいいの?

ポイント3 子どものお手伝いは時間に余裕があるときがおすすめ

親子ともに時間に余裕があれば心にも余裕が生まれます

忙しくて時間がない時はどうしても焦ったりイライラしがちです。

親からしてみれば普段からやり慣れている家事ですから「自分でやった方が早い」ですし、

子どもの行動に対して余裕を持って見守ることが出来なくなることもあるでしょう。

親の焦りやイライラなどの感情に子どもはとっても敏感ですよね~。親との時間が和やかな雰囲気で楽しくないと子どもは正直ですから、もうやってくれなくなる可能性大です。

また、子どもが試行錯誤しながら一生懸命やっている時は出来るだけ口を挟まずに見守る姿勢も大事です。

ですから、休みの日などお互いにまとまった時間のある時に遊びの延長くらいの気持ちで楽しくコミュニケーションを取りながらやるのがおすすめです。

ポイント4 その気にさせる演出もしてますか?

子どものテンションをあげて楽しくお手伝いをする演出の一つとしてダントツおすすめなのが

「子ども専用のエプロン」です!

自分だけの専用のエプロン!って子どもにとって、とても嬉しい事なのです。

「自分だけの!!」って所が(笑)

大人でもコスプレが人気なように、お気に入りのエプロンをつけるだけで一気になりきりモードになり、お手伝いが楽しくなります。

子どもに自分の気に入ったエプロンを見つけてもらって日曜日にお菓子作りのお手伝い!なんていうのも楽しそうでいいですよね~。

ポイント5 ママがしている事に興味を持った時が狙い目

ママが何か家事をしている時、

子どもの方から「何やってるの?え、何それ面白そう!!」なんて言ってくることないですか?

これは、子ども自らが興味を持った時ですから「やってみる?」なんてママが言ったら

100%の確率で「うん!!やるっ!!」ってなります。

普段の生活でもそうですが、子どもが何かに興味を示した時を見逃さない事です。すると、徐々に子どもが今、何に興味を持っているのかも良く見えてきますよ♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お手伝いは、子どもの年齢や発達段階に合わせて無理のないように楽しく安全に行うのが鉄則です。

これはあくまでも私の考えですが、お手伝いは単に子どもにやらせるもの、と捉えるよりかは親子のコミュニケーションの一つとして捉え、何よりも親子の会話を楽しみながら一緒に行うのが良いのでなはないでしょうか。

そして、子どもがお手伝いを続けていくうちに何だか知らないけど楽しくやってたら、様々なお手伝いのメリットが自然と身に付いちゃった!というのが一番良いですよね♪

普段から親子のコミュニケーションがとれていれば、例えばお母さんがキッチンに立っていたりすると、「何やってるの?○○もやりたい!」と子どもの方から自然に話しかけてきてくれることも多いものです。ぜひ、親子のコミュニケーションの一つとしてもお手伝いのメリットを活かしてみてください。

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