初めてのパステルアート│簡単、基本的な描き方&画材の使い方を紹介します。
初心者の方、独学でもわかるように画像付きで順を追ってわかりやすく解説していきます。
これ通りに描いていけば綺麗な桜のパステルアート作品が1つ完成しますよ♪
そのまま作品を額に入れて飾っても良し、
文字を書くスペースもあるので、絵手紙としても使っても良し。
使うパステルの色を変えて描いても良し。
自分だけのオリジナル作品を描いて楽しんじゃって下さ~い(^^)/
そうは言っても、パステルアートってなんだか難しそう…。
いえいえ、そんなことはありません!
パステルアートはとっても簡単!子どもからご高齢者の方まで様々な人たちが楽しむことが出来るんです。現に老人福祉施設などでもパステルアートは楽しまれていますよ。
難しく考える必要なし!
パステルアートに失敗なんてないんです!
わざわざ習いにいかなくたって、簡単に出来ちゃいますよ~!
自分がが楽しければそれでいいんです‼ハハハッ!
え⁈
そうなんですか?
はい!パステルアートは集中力を高めたり、リラックス効果、ヒーリング効果など様々な癒しの効果もあるので日頃のストレス解消にもぴったりですよ♪
パステルアートはとっても簡単♪
最初に型紙を作り、指、もしくはコットンで色を塗って行く作業ですから、絵心がなくても全く問題なし‼気軽に始めてみて下さい♪
パステルアート│基本的な画材の紹介
今回の、桜~春らんまん~のパステルアートを描くために使用した画材たちを紹介します。
これらはパステルアートを始めるにあたっての基本的な画材となります♪
もう道具はそろっているから、早く桜の描き方を教えて~!という方は、目次から「パステルアート│さぁ、春~らんまん~を描いてみよう!」に飛んで下さいまし!ペコリ そうでない方は、このまま続きをどうぞ♪
かなり使い古しでスミマセン汗
これはすっごい昔に100均で購入したものです。
トレーシングペーパー100均で購入したものです。厚口が絶対おすすめ!
①パステルー今回は、ダイソーで購入したものを使用しました。
もし100均などのお店で見つからない場合は、こちらヌーベル社のパステルもおすすめです。↓↓↓
②網ーパステルを削って粉にするために使用する、なくてはならないものの一つです。
↓↓↓茶こしでも代用は出来ますが、そんなにお高いものでもないので、やっぱりあると便利です!
③練り消しゴムーパステルアートでは単に色を消すというだけでなく、ぼかしを入れたり、薄くしたりと雲や光、風などを表現する時にも使用します。結構出番は多い必須アイテムでもあります。どのメーカーもあまり変わらないとは思いますが一応、私がずっと使用しているねり消しを載せておきます!↓↓↓
④カッティングマットーこれは100均に必ず売ってると思います。テンプレート(型紙)を切る時や下敷きとしても使用します。
100均のじゃなくて、もっとしっかりとした作り&大きめが良ければコレ↓↓↓がおすすめ♪
⑤ケント紙・画用紙ーこれも100均に売ってると思います。普通の画用紙でも全然大丈夫ですが、消しゴムで消した時に表面が、けば立ってしまうことがあります。紙の表面が傷ついてしまうと色を乗せた時に汚くなってしまいます。
なので、比較的しっかりとした、滑らかな表面のケント紙の方がやりやすいかもしれません。
画用紙は、そのままパステルアートを描いたり、テンプレートを作る際に使ったりします。
大きさが手頃サイズ(A6)なので私が愛用しているスケッチブックです!↓↓↓しっかりとした作りで、描きやすくおすすめです♪
⑥トレーシングペーパー
これも100均に売ってると思います。自分でテンプレート(型紙)を作る時に必要です。薄いとすぐに切れてしまったりするので厚口が適しています。
型紙を切りぬくときに使います。カッターでも良いのですが、細かい部分を切る時にデザインナイフがあるのとないのとでは大違いなので、一つ持っていると便利です。もし新しくカッターを新調するのでしたら、最初からデザインナイフを購入しちゃった方が後々後悔しないで済むかもしれません。(300円くらいで手に入ります。)↓↓↓
⑧ペンタイプの消しゴムーピンポイントで消せる極細消しゴムですが、なければ普通の消しゴムでも代用出来ます。羽や毛などフワフワ感のある絵を描くときには、断然あると便利な画材の一つです。
⑨フィキサチーフースプレー式になっていてパステルを描いた画面に噴霧すると、表面のパステルを定着させ保護してくれます。パステルは手で触ったりすると、とても落ちやすい性質である為、これをシューっとすることで、描き終わったときの状態を長く綺麗にキープする為のものです。
気にならなければ、最初から揃えなくても大丈夫ですが、絵を飾ったり、人にプレゼントしたりするのであれば、必要になってくるかなと思います。いずれは、あると便利な画材の一つです。
⑩鉛筆・普通の消しゴムー鉛筆はテンプレート(型紙)を作る時に使用します。Bがおすすめ。
普通の消しゴムも良く使います。(カッターで小さくしたり、角の部分を利用して細かい部分の色を消すのにも便利です。)
⑪コピー用紙ーコピー用紙はパステルを削った時、パレット代わりになります。描き終わったら丸めて捨てるだけなので便利です。
⑫コットン(化粧用のコットン)ー今回の桜~春らんまん~では、全て手の指の腹を使って描くことが出来ますが、コットンを小さく折りたたんだり、切ったりして使うことも出来ます。
以上が、パステルアートを始める上で使用する基本的な画材たちです。紹介しているもの以外にも色々な種類がありますが、負担なく始められるよう、出来る限り安いものを紹介させて頂きました。
結構、100均に売っているものも多いので、初心者の方でも始めやすいかと思いますし、100均でなくても、ほとんどのものは、Amazonで安く手に入ります。
ちなみに私は、いちいちお店に行って探すのが面倒&時間の無駄なので、
ほとんどのものはAmazon様~に頼りっぱなしでございます(*^^*)ハハっだって楽なんだもん♪
今回は、とりあえず、これだけあれば簡単なパステルアートが描けるよ~という基本的な画材を紹介しましたが、実はまだまだ
紹介したい画材は色々あるので、また次回にでも「あると便利なパステルアート画材」という記事を書いて、私が見つけた便利道具を紹介していけたらな~と企画しています。しばし、お待ちを(=゚ω゚)ノ
追記!お待たせしました!こちらが「あると便利なパステルアート画材」の記事です!↓↓↓
パステルアート│さぁ、春~らんまん~を描いてみよう!
お待たせしました‼いよいよ描いていきましょう♪
大丈夫!気楽にいきましょ♡
1.キャンバスを作ろう!
ケント紙(画用紙)を2Lサイズに切ります。
2Lサイズの大きさは、127×178mmです。カッターを使い綺麗に切りましょう。これがパステルを塗っていくキャンバスになります。汚さないように、まだ机の端の方に置いといて下さい。
2.桜のテンプレートを作ろう!
トレーシングペーパーに桜の花と花びらを描き、デザインナイフ(カッター)で切り抜きます。
【桜の花の大きさは、一番大きいやつで(一番左側)直径3.3㎝くらいです。】
もう一つ、テンプレートを作ります。
新たな画用紙を出し40×178mmに切り、写真のような曲線を描きます。
描いたら、線に沿ってハサミで切っておきます。(あとで風を描く時に使います。)
3.パステルを網で削ります
まず、パレットを作ります。コピー用紙(なければレポート用紙やルーズリーフなどでも)の周りを全て2、3㎝ほど内側に折る。
(折るのは、パステルの粉が飛び散らないようにする為なのでだいたいで大丈夫ですよ~。)
パステルのカーマイン(濃いピンク)、ピンク、イエロー、マゼンタをパレットの上に網で削っておきます。
軽い力で削れるので、大丈夫。難しくないです。
パステルの色は、私と全く同じにしなくても自分の好きな色を使って楽しんでくださ~い♪
4.パステルを塗っていこう!
今回は、出来るだけ簡単にするために、指の腹を使って描いていく方法で進めていきます♪(手が汚れるので使い古しの濡れ布巾など用意しておくと便利です。)
もちろん、コットンを使って描いても構いませんよ~。その場合は、コットンを小さく折りたたんだり、切ったりして使いやすい大きさにして下さい。
キャンバス(紙)は、縦向きにして、左上と右下(対角線で向き合う位置)から塗っていきます。
中指の腹にカーマインを少し付け、くるくると円を描くようにして色を塗っていきます。(何回か色を重ねて、結構濃い目になるように塗っていって下さい。)
続けて、マゼンタも塗っていきます。カーマインとマゼンタが重なる部分は、軽~いタッチでくるくると両方の色が少し混ぜ合わさる程度になじませていきます。
全体のバランスをみながら、右上と左下も同じように塗っていきます。
濃い色を外側(四隅)にもってきた方が全体が引き締まります。
あとで、消しゴムを使って桜の花を描いていくのでコントラストがはっきり出るように濃い目に色を塗っていった方が良いです。
四隅が終わったら、同じようにくるくると指の腹で円を描くようにして、ピンクとイエローも塗っていきます。
色が重なる部分は、ごく軽~いタッチでくるくると色をなじませて下さい。そうすると、自然にぼかしが効きます。
5.テンプレートを使って桜の花を描いていこう!
まずは、桜の花を1つ作ってみましょう。
左上の隅の方に、最初に作っておいた桜の花のテンプレートを置き、中の部分を消しゴム、または練り消しゴムで消していきます。
テンプレートがずれないように、しっかり手で押さえながら消してください。
消すと、こんな感じで桜の花が1つ浮かび出てきます。
綺麗ですね~♪
続けて桜の花の大きさを変えてどんどん消していきましょう。
花の隙間に小さい花びらも付け足していきましょう。(テンプレートの小さい花びらを使って消していきます。)
大きい桜の花から中→小とだんだんと小さくしていくと、バランスも良く綺麗です。
右下も同じようにして消していきながら桜の花を描いていきます。
だんだんとパステルアートっぽくなってきましたね~♪
バランスをみながら、右上、左下も同様に桜の花と花びらを可愛く散らしていって下さい。
これだけでも十分綺麗なパステルアート作品になっていると思いますが、ここでちょっと、
桜が舞うイメージで、ふんわりとした風を描いていきたいと思います。
大丈夫!簡単です♪
6.桜舞う・ふんわりとした風を描いてみよう!
①2で作った画用紙のテンプレートを使います。
写真のように置き、画用紙の曲線の部分をペンタイプの消しゴム(もしくは、消しゴムの角で)を使って消していきます。
キャンバス(紙)の向きは自分のやりやすい方向にしてもらってかまいません。
テンプレートがずれないように、しっかり手で押さえながら消してください。
②こんな感じの曲線が出来たでしょうか。
③曲線を2重にしたいので、先ほどのテンプレートを、内側に(右側に)7~8mmほどずらし、同じように、しっかり手でテンプレートを押さえながら曲線の部分を消していきます。
④こんな感じに2重になりましたか~?
線はバランスをみながら、所々、少し太く消したりすると味が出ますよ~♪
⑤テンプレートの向きを変えて、同じように曲線を描いていきます。
曲線を重ねることでふんわり風が吹いているようなイメージになっていきます。
⑤の線もこんな感じで2重にします。
⑥あと、一息です!(^.^)/
バランスをみながら、反対側にも曲線を作っていきます。(写真だと左下に2本の曲線を描きました。)
ご自分の感性で好きな場所に曲線を描いてもらってかまいませんよ~♪私より皆さんの方が素敵に出来ると思います♪
はい!完成で~~す!!!! お疲れ様でした~!!!!
もし、フィキサチーフスプレーをお持ちでしたら最後にシューっと吹きかけておくと崩れにくいです♪
まとめ
いかがだったでしょうか?パステルアート初心者だなんて思えないほど綺麗な作品が描けたのではないでしょうか。
それが狙いです!(笑)いかにも初心者、という感じじゃなくて簡単なのに手が込んでいるような作品を皆さんに描いて欲しかったんです!!!!
本当にお疲れ様でした!最後まで頑張って頂いて本当にありがとうございました!!!!
パステルアート初心者でも簡単に描ける「桜~春らんまん~」。
描き終わってみると、
ちょっとした疲れと共に、結構な達成感に包まれているのではないかと思います(笑)
パステルアートは、画材も100均で揃うものも多いですし、
初心者でも基本的なことを覚えてしまえば、あとはそれを応用したり、自分で簡単なアレンジを加えたりして十分にパステルアートを楽しんでいくことが出来ます♪
皆さんがパステルアートを少しでも好きになって、気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです♪
今後は、「あると便利なパステルアート画材」(←記事upしてあります!)、だったり、
「おすすめの道具」、「色々な描き方、手法」なども紹介していこうと思っているので楽しみにしていて下さいね~♪
最後までお付き合い、本当にありがとうございました!!!!
それでは、また次回のパステルアートもお楽しみに~!